「眠れない」編 「動悸・呼吸困難」編 「物忘れ」編 「なにげないイライラ」編 「喉に違和感があって困っています」編 「憂うつ」編 「こだわり癖」編 「食欲のことで困っています」編 「電車に乗るとお腹が痛くなる」編 「朝起きられない」編 「食欲低下、味覚異常」編 「緊張型頭痛について」編 「偏頭痛について」編 「緊張して手が震えて字が書けない」編 「昼間の眠気が強くて困ります」編 「憂うつである。何事も楽しめない」編 「社会不安障害というのは?」編
Q:友人で、最近外出する時に、ドアをロックしたかどうか気になってしまい、外出がままならないという人がおります。これは病気なんでしょうか。 A:必ずしも病気とまでは言えませんが、これは強迫症状というものです。強く迫ると書いて、強迫と読みます。誰かを脅す訳ではありません。この場合、自分でも不合理だと思っても、こだわりが取れないものです。似た症状には、手が汚れた気がして何度も洗うという強迫洗浄ですとか、嫌な考えが頭から離れない、というものもあります。ただ気になるというだけでなく、中には外出が出来なくなって、家に閉じこもってしまう場合があります。 Q:友人の話では自分でも馬鹿馬鹿しいというか、鍵を掛けたはずだということもわかっているに、どうしても気になって出先からわざわざ戻ることがあると言ってます。 A:根本に「不安感」があって、その強迫行為を止めようとすると強い不安が湧き出てきてまた止められないという悪循環になります。つまり気にすればする程、馬鹿馬鹿しい行為が止められなくなってしまうという訳です。 Q:どうすれば良いのでしょうか。 A:薬による治療と心理療法があります。うつ病の薬でSSRIという新しい薬が、比較的よくこの強迫症状に効果が期待出来ます。心理療法では、言葉で言いますと実に月並みに聞こえますが、辛いですけど強迫行為を繰り返さないということが大事です。行為を繰り返しても悪循環で、ますます繰り返してしまいます。我慢すると最初は辛くて、確認行為や、繰り返しの行動をやりたくなりますが、次第に不安が収まってきます。薬の治療と心理療法の併用が良いと思います。 Q:どういう人がなりやすいのですか? A:どちらかというと几帳面な人です。完全にこだわる性格の方がこの症状を出しやすいものです。